(昭和62年頃 / 本間正雄さん提供) @@@画像をクリックすると拡大表示されます@@@
車内風景の写真と共にさよなら列車直前のだるまストーブです。このだるまストーブは昭和62年に三菱石炭鉱業鉄道が廃止になってからも,南大夕張に置かれていた列車内にありました。しかし,このだるまストーブは昭和51年の春から登場した「フジキ式」と呼ばれるものだそうです。蒸気機関車時代に活躍したダルマストーブは「たこストーブ」「地球型ストーブ」とも呼ばれる球形のストーブでした。(南部の幌南小学校「資料室」には完全なものが保存されているそうです)廃止後,長い年月風雪に耐え旧南大夕張駅構内に留め置かれてきましたが,いつしか荒れたままになり2年ほど前私が行った際には,煙突だけが無造作に転がっているだけでした。
平成11年現在,かつて石炭産業を支え,私達住民の生活を支えたはずの列車は,荒れるにまかせ,そして冬の雪の重みで転倒してしまいました。その姿に哀惜の情を感じざるを得ません。保存に向けての努力も始まっています。なんとか保存に向けての輪が広がって貴重な遺産の保存につながっていって欲しいと思います。
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