（昭和45年頃 ）
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鹿島東小学校の方から通りをあがってくると，通りの両側に立ち並ぶ商店，そしてつきあたりに，この願正寺が見えました。その風景が私にとって千年町のイメージをずっとつくっていました。中学から友人と遊びながら帰る道，親戚の家からバスに乗って帰る道，道路の先には，いつもこの寺がありました。この寺の前に郵便局と交番があり，鹿島東小学校に道路が伸び，大夕張炭山と常盤町を結ぶバスも走っていました。こちらが，千年町のメインストリートだったのに対して，三菱大夕張鉄道の千年町駅の前の通りは，河野歯科医院などの病院や読売新聞販売所，美容院などがありましたが，舗装道路ではなく裏通りという感じでした。
また，このお寺の左手には鹿島墓地や火葬場まで行く時の沢伝いの道がついていました。
【願正寺 1997年 夏】
ほとんど昔と変わらぬたたずまい。昭和７年６月に 浄土真宗（本願寺派）の寺院として建立されました。1998年夕張市内に移転。
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