雪どけ大夕張  平成12年4月30日

(写真・佐藤次男さん)

大夕張へ向かう遠幌から見た夕張岳。
青い空に残雪の山が美しい。
春のシューパロ湖を前景に夕張岳。 鹿島小跡地に立つ。
近くの木には大きな鳥の巣が見えた。

(801)ラッセル車と春の大夕張 投稿者:飯田 雅人  投稿日:04月30日(日)21時51分59秒

今日,大夕張鉄道保存会のみなさんの塗装作業で旧南大夕張駅構内にあるラッセル車が
黒々とした輝きを取り戻しました。
錆び止めの応急処置ということだそうですが,とりあえず,今までの状態から一歩前進
しました。連休中,通りかかった際には,ぜひご覧になってみてください。

今日,大夕張を訪ねた次男さんと長谷川さん親子に飛び入りでご一緒させていただき
ました。
雪がとけて花々が芽吹く前の大夕張は建物もなく,見晴らしが利きました。そのため,
下草が生い茂る夏にはわからなかったところもよくわかりました。
小学校から望む泉町。斎藤塾があった場所祖。。雪解け水で増水しているシューパロ川。
春日町に降りていく細い急な坂道がはっきりとわかりました。
そして,千年町と常盤町を結ぶ中学校時代毎日通ったつり橋への坂道も,その昔堀田牧
場があったという場所も・・20数年ぶりに坂の上に立ち,変わり果ててはいるものの
当時の面影をそのままに伝えていました。
国道からサトミ公園へいたる坂道を見つけましたが,笹が道を被っていて断念。でも目
の前に鹿島中からシューパロ川へと続く丘がのびていて,よく見えました。
自分自身の記憶の中の大夕張をこの目でまた確認することができました。
5月中旬頃までが,白く輝く夕張岳を仰ぎ,よく見晴らしが利く時期でしょうね。

春の雪どけ水でいっぱいの
鹿島小グランド。
黄色い旗のあがる丘。最後まであった浄水場もなく,バイクで登った男性が一人で黄色い旗をいくつも結んでいた。 何もなくなった学校跡で,その広さに
イタドリの枝を持ち駆け回る。