（昭和３９年 ／ 佐々木 洋子さん提供） ＠＠画像をクリックすると拡大されます＠＠
『湖畔』という停留所がありました。三菱バスは，昭和40年から『大夕張-札幌』間の特急バスを走らせましたが，当時，その便も停車していました。（ほとんど乗降りする人は見かけませんでしたが）写真のバスは自分の記憶では，山内線を走っていた印象が強いバスですが，『急行大夕張駅前』と方向幕にあり，『夕張-大夕張』間の急行バスです。塗装色が昭和４０年前後から白と青・赤を中心にしたバスに変わっていったので，懐かしい色のバスです。レストラン湖畔亭近くには，ボート乗り場，写真右手には，シューパロ湖駅に上る階段の手すりが見えています。
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平成１３年秋の旧三菱大夕張鉄道の『シューパロ湖駅』跡に残るホームの上から写しました。札幌８５ｋｍ，夕張１９ｋｍとかかれた標識が，車で結ばれ近くなった『今』を感じさせます。 |
（1）【栗山雅俊]さん 
思い出ではなく時代考証で失礼します。
写真のバスはおそらく1962（昭和37）年10月に開業したと思われる夕張急行線用で，62年式ふそうR480（ボデーは呉羽自工）と思われます。
ナンバーは「札2い0001」ですが，この黄色地に黒文字の標識は1956（昭31）〜1962（昭37）まで使われたものです。
現行の緑地に白抜きのナンバーが初登場したのが1962（昭37）年8月で，その後旧標識も順次新しいものに取り替えられたはずなので，この写真は昭和39年ではなく夕張急行線の開通直後の昭和37年秋（10〜11月）ではないかと予測します。
「三菱（鉱）バス前 」の左写真，「三菱バス車庫（３）」写真も同形なので，この3枚は同時期ではないかと推定します。
この車は「旧都営色」を持ちますが，資料から「白青赤（緑）」の車もすでに昭和30年代中頃には存在しているようなので，旧都営色が路線車，後の標準色は貸切色として使われていた可能性もあります。
昭和40年代にすべて白青赤の塗色に統一されたようですが，「炭砿病院１」写真左隅にはまだ旧都営色車の姿があるようです。
（2007/05/22(Tue) 04:28）
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