(昭和34年 頃) @@画像をクリックすると拡大表示されます@@
この写真の場所は私が当時住んでいた富士見町6丁目の炭砿病院の線路をはさんだ向かい側のあたりです。富士見町と砿業所の間には沢が流れていました。沢を挟んで向こう側に砿業所の建物が見えています。
大夕張の冬は雪が多く,いつも家の前の道路は人が一人通れるくらいの細い道路でした。雪がたくさん降った次の日の朝,腰まで埋まる程積もった雪をこいで,学校に通いました。また,寒さもきびしく,そろばんなど習い事に出かけた夜など,寒さに雪がしまり,歩くたびに『キュッ,キュッ』という長靴で雪を踏みしめる音を聞きながら家路を急いだものでした。
【富士見町6丁目のあたり】
(左)富士見町の6丁目の一帯は閉山後の早い時期から家はなくなり,草木が勢いよく伸びていました。この写真は鉱業所を背に、鹿島小の方向を撮影したものです。かつてはここにも上のような住宅が立ち並んでいました。
(右)富士見町に残るかつての住宅です。何軒かのこっていて,閉山後も最後まで住民が住んでいたようです。
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